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Bharatanatyam バラタナティヤムとは

  • 南インド古典舞踊「バラタナティヤム/Bharatanatyam」は、南インド・タミールナドゥ州を発祥とする古典舞踊です。6大古典舞踊の一つで最も古い歴史があるとされています。バラタナティヤムの起源は、ヒンドゥー寺院に仕える巫女(デーヴァ・ダーシー)によって伝承されてきた奉納舞に遡ります。
  • 人々は遥か昔から、太陽や月の恩恵を受け、天空の星々や自然をたたえ、聖地を巡礼して祈り、祝祭で踊りを捧げるという営みを繰り返してきました。日常では今でも朝夕に祈りの時間が流れています。寺院や家々で人々は生花を捧げて灯を燈し、祭壇の前で祈る光景がどこでも見受けられます。
  • インド神話やインド叙事詩の神々は、それぞれの物語の中において多彩で壮大なスケールの宇宙観をもって登場しますが、バラタナティヤムは、いわば時空を超えて神々と人々を繋ぐ架け橋となって、踊り手が信愛、祈りと共に神話世界を紡ぐ舞踊です。